― 2025年6月7日・横浜スタジアム、交流戦第2戦 vs DeNAベイスターズ ―
北海道日本ハムファイターズが横浜で価値ある1勝を手にしました!
日本生命セ・パ交流戦、横浜DeNAベイスターズとの第2戦は、7対4でファイターズが勝利。連敗を「2」で止めるとともに、流れを引き戻す大きな一戦となりました。
この日の主役は、言わずもがな 山﨑福也投手。マウンドで粘りの投球を見せただけでなく、バットでも試合を決定づける2点タイムリーを放つ活躍で、まさに“二刀流”の輝きを放ちました。
「6番・投手」山﨑福也、投打で存在感!
◆ 投手として、要所を締める粘投で今季3勝目
山﨑投手は8回途中まで104球を投げ、被安打7・奪三振4・与死球1・失点4の内容。
後半やや疲れが見えたものの、序盤〜中盤にかけてはDeNA打線をうまく封じ、試合のリズムをつくりました。
◆ 打者としても大仕事!7回に勝利を引き寄せる2点タイムリー
打撃では、7回表の第4打席で1死満塁の場面。DeNA坂本裕哉投手のチェンジアップをライトへ弾き返す2点タイムリー!
この一打で、交流戦5年連続安打という記録も達成。杉内俊哉氏以来の快挙です。
本人も「自分で点を取れてよかった。あれがなかったら1点差でしたからね」と笑顔を見せましたが、この追加点が終盤のDeNA反撃を封じる“保険点”となりました。
ビッグボス采配的中!「6番・山﨑」が機能
試合前、「今日は6番・ピッチャー山﨑でいく」と聞かされた時には驚きもありましたが…
これがズバリ的中。試合後の新庄剛志監督はおどけながらもこうコメント。
「6番に置いた意味、おわかり?1本じゃ足りんわ。2本打って打点5ほしかった(笑)」
この発言からも、山﨑投手への打撃面での信頼の厚さがうかがえます。
8回に降板する際には、監督自らマウンドへ向かい、
「惜しかったなぁ。でも、ナイスバッティング!」
と、まるで野手を褒めるような言葉。山﨑投手への期待と信頼が詰まった声かけでした。
序盤から主導権を握ったファイターズ打線
打線も奮起!序盤からDeNA先発・大貫投手を攻め立てます。
◆ 初回、郡司のタイムリーで先制
1回表、五十幡亮汰がヒットで出塁、清宮の四球を経て、郡司裕也がセンターへタイムリー。幸先よく1点を先制。
◆ 2回には水谷・五十幡の連続タイムリーで3点差に
伏見が四球で出塁し、2死二塁から水谷がライト前タイムリー。続く五十幡がライトへスリーベースを放ち、2点目・3点目を追加!
この序盤の攻勢が、ファイターズにとって試合の主導権を握る大きな原動力となりました。
五十幡亮汰、3安打2打点の大活躍!
この日、打線を牽引したのは2番センター・五十幡亮汰選手。
5打数3安打2打点の猛打賞!初回・2回・4回と立て続けにヒットを放ち、攻撃のリズムを作りました。
最速リードオフマン誕生の予感を感じさせる、今やファイターズにとって欠かせない存在。
「出塁→進塁→返す」という理想の流れを体現する存在として、今後も注目です。
終盤、DeNAの反撃をブルペン陣が封じる!
◆ 8回裏、DeNAが3ランで猛追
7対1とリードして迎えた8回裏、度会隆輝の3ランで4点差に縮まり、スタジアムは緊迫。
◆ 池田・田中が踏ん張り、リードを死守
山﨑が降板した後、池田隆英が1/3回を粘投。
9回は守護神・田中正義が圧巻の三者凡退で締め、セーブを記録。見事、逃げ切りました!
山﨑のバットで生まれた追加点がなければ同点に追いつかれていた場面。勝利を呼び込んだ「二刀流の働き」が、結果に直結しました。
勝利のポイント:大胆采配+選手の応え
この試合は、新庄監督の采配がズバリと当たり、選手たちがしっかり応えた象徴的な試合。
「6番・投手」起用という前例の少ないオーダーながら、山﨑投手の打撃が結果を生み、ブルペン陣も奮闘。
これでチームは連敗を止め、交流戦の流れを取り戻す1勝となりました。
次戦に向けて
ファイターズは明日も横浜でDeNAとの第3戦。
この勝利を勢いに変えて、連勝を狙いたいところです。
山﨑福也投手の“投打の輝き”は、ファンの記憶に深く刻まれる名場面となりました。
次は誰がヒーローになるのか。今後の戦いから目が離せません!
おまけ:今日の清宮幸太郎
4打数2安打1打点1得点1四球
これで2試合連続の打点となり、徐々にではありますが、復調気配が感じられます。
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