待ちに待った勝利の瞬間が、ついにエスコンフィールドHOKKAIDOに訪れました!
本日、2025年4月26日(土)に行われた千葉ロッテマリーンズとの一戦。
我らが北海道日本ハムファイターズは、息詰まる投手戦を制し、終盤の劇的な一発攻勢で2-1と逆転勝利!
チームの連敗を3で、そして本拠地・エスコンフィールドでの連敗も5で止める、価値ある一勝を掴み取りました!
球場を埋め尽くした30,163人の大観衆も、この勝利に熱狂しました!
まずは試合を振り返りましょう。
序盤:息詰まる投手戦と先制点
試合序盤は、両先発投手による緊迫した投手戦。
ファイターズの加藤貴之投手と、ロッテの小島和哉投手が、それぞれ安定した立ち上がりを見せ、スコアボードにはゼロが並びました。
特にロッテの小島投手は6回までファイターズ打線をわずか3安打に抑える好投を見せ、ファイターズファンには重苦しい空気が漂います。
試合が動いたのは3回表。
ロッテは高部瑛斗選手のヒットなどで一死一、三塁のチャンスを作ると、岡大海外野手の内野ゴロの間に三塁ランナーが生還。
ロッテが1点を先制しました。
高部選手の好走塁も光り、ロッテに流れが傾きかける場面でした。
一方、ファイターズ打線は小島投手の緩急自在な投球に苦しみ、なかなか得点の糸口を見つけられません。
試合前には、小島投手に対して昨季8安打を放っている松本剛選手に期待が寄せられましたが、この日は快音を聞けず。
中盤まで重苦しい展開が続きました。
それでも先発・加藤投手は粘り強いピッチングを続けます。
3回に1点を失った後も追加点を許さず、7回を被安打5、失点1でまとめる見事な内容。
打線の援護を待ちながら、試合をしっかりと作り続けました。
この加藤投手の踏ん張りがなければ、後の逆転劇は生まれなかったでしょう。
7回裏:劇的アベック弾!野村&レイエスが試合をひっくり返す!
1点を追う7回裏、ラッキーセブンの攻撃。
球場のボルテージは最高潮に達しました!
先頭の野村佑希選手が、カウント3-1からの5球目を完璧に捉え、左翼席へ一直線!
起死回生の同点ソロホームラン!(今季第4号)
閉塞感を打ち破る、まさに値千金の一撃でした。試合は1-1の振り出しに。
続く打席はフランミル・レイエス選手。
ここまで17打数1安打と苦しんでいた助っ人ですが、この場面で鋭いスイング!
打球はライトとセンターの間を破り、勝ち越しのソロホームラン!(今季第3号)
打った瞬間に確信したレイエス選手は、ゴリラポーズでガッツポーズ!
ベンチもファンも総立ちとなりました。
わずか数分の間に飛び出した2本のホームランで、試合は一気に2-1、ファイターズが逆転に成功します!
試合後、レイエス選手は
「一人じゃなかった。チームメート、監督、コーチ、トレーナー、スタッフ全員がポジティブな声をかけ続けてくれた」
と、仲間への感謝を口にしました。
この一発は、レイエス個人の復活だけでなく、チーム全体の結束力をも象徴するものとなりました。
投手陣がリードを守り切る!加藤が2勝目、田中正義が4セーブ目!
劇的な逆転劇の後、ファイターズ投手陣がしっかりとリードを守り抜きます。
まず、先発・加藤貴之投手は7回を投げ抜き、今季2勝目をマーク。
粘り強く試合を作り、打線の反撃を信じてマウンドを降りました。
8回は中継ぎ陣が登板。
ロッテも反撃を試みますが、ファイターズ守備陣も堅実な守りで応戦。
中村奨吾選手の好守もありましたが、追加点は許しません。
最終回9回表、マウンドには守護神・田中正義投手。
ロッテは寺地隆成選手のヒット、池田来翔選手の四球で一打同点、あるいは逆転のチャンスを作りますが、田中投手は冷静。
最後は代打・角中勝也選手をライトフライに打ち取り、ゲームセット!
田中投手は今季4セーブ目を挙げました。
先発・中継ぎ・抑え、すべてが役割を全うしたファイターズ。
チーム全員で掴み取った、価値ある勝利となりました!
BIGBOSS新庄監督「加藤くん、野村くん、モーレくんに聞いてあげて」
試合後、BIGBOSS新庄剛志監督は
「今日は僕が何か言うより、加藤くん、野村くん、モーレくん(レイエスの愛称)に聞いてあげて!」
と、ヒーローたちを称えるコメント。
チーム一丸となって掴んだ今日の勝利は、これからのファイターズにとって大きな自信となるでしょう!
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