ZOZOマリンスタジアムの熱戦!ファイターズ、ロッテを圧倒
2025年5月16日金曜日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦は、ファイターズが投打に圧倒的な力を見せつけ、8−0というスコアで快勝しました。この勝利は、ファイターズの止まらない勢いを象徴するものであり、山崎福也投手の歴史的な快投と、打線の爆発力が見事に融合した結果と言えるでしょう。
ファイターズ打線爆発!初回から猛攻で試合の主導権を握る
初回の猛攻で3点先制!流れを引き寄せる
この日のファイターズは、初回からエンジン全開でした。1番・郡司裕也選手のヒットから始まり、3番・フランミル・レイエス選手のセンター前ヒットでチャンスを拡大。4番・清宮幸太郎選手がライト前へ先制タイムリーを放ち、チームに勢いをもたらします。続く万波中正選手がタイムリーツーベースを放ち、石井一成選手の犠牲フライで3点を先制しました。
試合後、新庄剛志監督は「今日は昨日言っていたようにレイエスを3番で。つながりましたね」「ね、良いつながりだったし、水野君も宝くじ打法(笑い)」と、打線のつながりに手応えを感じていた様子でした。
4回に細川の一打が光る中押し点
4回には石井選手の出塁と盗塁を足がかりに、9番・細川凌平選手がセンター前にタイムリーを放ち4−0に。細川選手はこの日が初スタメン。監督は「昨日打撃が良かったんですよ。最初は五十幡君だったが、細川君にしようと。なんか降りてきましたね。しっかり打ってくれた。あのセンター前、1点大きかったですね」と起用の経緯を語りました。
勝負を決めた水野の一発(7回)
7回には水野達稀選手が、ライトスタンドへ豪快な3ランホームランを放ち、スコアを7−0に広げます。この一発が勝敗を大きく決定づけました。新庄監督はこの日の水野選手の活躍を「宝くじ打法(笑い)」と独特の表現で称賛。ユーモアを交えながらも、若手の台頭を喜んでいる様子が伝わってきました。
9回にもダメ押しの1点
9回にも万波選手のタイムリーツーベースで1点を追加。試合を通じて10安打8得点と、打線が最後まで勢いを保った一戦でした。
山崎福也、8年ぶりの完封勝利!
この日もっとも注目を集めたのは、32歳の左腕・山崎福也投手のピッチング。9回122球、被安打7、奪三振7、無四球という圧巻の内容で、自身8年ぶり2度目の完封勝利を成し遂げました。
新庄監督は試合後、「完璧ですね。腕の振りが良かったですね。今日は」「真っすぐの腕の振りより、変化球の腕の振りの方が早いようなイメージを持たせるから振ってしまうっていうね。今日良かったですね」と絶賛。さらに「加藤コーチが山崎君と話し合って、投げたい投げたいとずっと言っていたみたいなんで。12球団で一番完投、完封が多いチームであってほしいなと僕は思いますね」と、チームとしての投手陣のスタイルにも言及しました。
また、この日は田中晴也投手から3つの盗塁も記録。「今日は森本コーチがサイン出した。森本コーチに聞いて見て。いろいろあるんじゃないですか?僕はなんも知りましぇん(笑い)」と、ここでもおどけつつ、ベンチの柔軟な采配がチームの勝利を後押ししたことを感じさせました。
まとめ:ファイターズ、理想的な勝利で貯金「8」
この日の勝利で、日本ハムファイターズは今季最多となる貯金「8」に到達。打線のつながりと先発投手の安定感がかみ合い、まさに理想的な勝ち方でした。若手の台頭と主力の働き、そして新庄監督の柔軟な采配とユーモアも健在。今後の戦いに向けて、ますます期待が高まる内容でした。
おまけ:今日の清宮幸太郎
第一打席で先制点となるライトへのタイムリーヒット!
3打数1安打1四球で1打点2得点。貴重な先制点と水野選手の貴重なダメ推しホームランを呼び込む二死走者なしからの四球でチームの勝利に貢献。今日のヒーローの1人と言える活躍。そんな清宮選手に対し、新庄監督は…
記者団
――4番は当面、清宮か?
新庄監督
「いや、分からない」
こういう感じ久しぶりで嬉しい。
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