ファイターズ接戦を制す!レイエス3打点&達が今季初勝利!

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2025年5月4日 ファイターズ、接戦を制し2位浮上!

2025年5月4日、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズの8回戦は、手に汗握る接戦の末、ファイターズが3対2で勝利を収めました。この勝利でファイターズは再び2位に浮上し、本拠地に詰めかけた33,529人のファンの声援に応えました。

レイエスのバットが火を噴く!初回先制弾&貴重な追加点

試合は序盤から動きました。ファイターズは初回、一死一塁の場面で3番・レイエス選手が打席に入ると、西武先発・隅田投手の投じたボールを完璧に捉え、左中間スタンドへ飛び込む先制の第5号2ランホームランを放ちました。2試合連続となる一発で、チームに勢いをもたらします。

西武も黙ってはいません。2回表、外崎選手がレフトスタンドへ第2号ソロホームランを放ち、1点差に詰め寄ります。しかし、ファイターズは直後の3回裏、先頭打者が出塁すると、再びレイエス選手が勝負強さを見せつけます。無死一塁からセンターへタイムリーツーベースヒットを放ち、3対1とリードを広げました。レイエス選手はこの日、先制弾を含む2安打3打点の大活躍で、チームの勝利に大きく貢献しました。

先発・達が粘りの投球で今季初勝利!

この試合、ファイターズの先発マウンドを託されたのは、今季初先発の達孝太投手でした。達投手は初回、先頭打者にヒットを許すも後続を断ち、無失点で切り抜けます。2回に外崎選手に一発を浴びたものの、その後は安定したピッチングを披露。6回を投げ、85球、被安打4、1失点と試合を作り、見事今季初勝利(1勝0敗)を手にしました。

試合後、新庄剛志監督は達投手について「達くんを(1軍に)呼ぶタイミング、バッチリでしたね。めちゃくちゃ成長していますよ。テンポがいいし、低め低めでカウントを取る変化球も良かった」と、その成長ぶりを高く評価。さらに「本当に頼もしく感じましたね。『おめでとうございます』と言いたい」と、プロ初勝利を挙げた21歳右腕へ賛辞を送りました。指揮官からの信頼に応える、価値ある一勝となりました。

継投で逃げ切り!緊迫の終盤戦とベンチの決断

リードを保ったまま試合は終盤へ。ファイターズは達投手の後、池田隆英投手、宮西尚生投手、河野竜生投手と繋ぎ、西武打線に追加点を許しません。複数のリリーフ投手をつぎ込み、リードを守り抜こうという継投策が取られました。

しかし最終回、守護神・田中正義投手がマウンドに上がると、二死から西武の中村剛也選手にこの日2本目となる第2号ソロホームランを浴び、1点差に迫られます。球場に緊張が走りましたが、田中投手は最後の打者を打ち取りゲームセット。今季7セーブ目を挙げ、チームの勝利を守り抜きました。敗れた西武の隅田投手は今季初黒星(4勝1敗)となりました。

清宮選手のベンチスタートと監督の判断

なお、この試合では私が個人的に応援している清宮幸太郎選手がベンチスタートとなりました。新庄監督は試合後、清宮選手のスタメン落ちについて問われると、「昨日の守備。達くんが投げるし」とコメント。前日の守備内容と、この日の先発投手との相性を考慮した上での判断であったことが示唆されました。チームの勝利のため、時に非情とも思える決断を下す、指揮官の戦略の一端が垣間見えました。悔しさをバネにして頑張れ清宮!

ボスの視点:成長を喜ぶ指揮官

新庄監督は試合後、特に先発で勝利投手となった達投手のパフォーマンスを高く評価しました。コメントからは、若手投手の成長を喜び、チームの投手力向上に手応えを感じている様子がうかがえます。レイエス選手の勝負強い打撃に加え、先発投手が試合を作り、リリーフ陣がリードを守り切るという、チームとしての勝利の方程式が機能した点を、指揮官はポジティブに捉えていることでしょう。

まとめ:投打噛み合い接戦を制す、価値ある1勝

投打のヒーローの活躍で、ファイターズが接戦をものにしました。レイエス選手の先制弾と貴重な追加点、そして達投手の粘り強いピッチングと嬉しい今季初勝利。終盤は1点差まで詰め寄られる緊迫した展開となりましたが、ブルペン陣が踏ん張り、リードを守り切りました。

この勝利で再び2位に浮上し、今後の戦いに向けて弾みがつくことは間違いありません。ヒーローとなったレイエス選手、達投手はもちろん、チーム一丸となって掴んだこの1勝を糧に、ファイターズのさらなる躍進に期待しましょう。

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