劇的勝利!延長10回、水野達稀の決勝弾で日本ハムがソフトバンクを撃破!

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2025年4月29日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの試合は、手に汗握る投手戦の末、延長10回に飛び出した一発で日本ハムが2対1の劇的な勝利を収めました! まさにチーム一丸となって掴み取った、価値ある1勝です。  

投手戦の幕開けと先制パンチ

試合は、日本ハム先発・伊藤大海投手、ソフトバンク先発・モイネロ投手という両エース格の投げ合いで始まりました 。序盤は両投手ともに譲らず、スコアボードに0が並びます。しかし2回裏、ソフトバンクの主砲・山川穂高選手に待望の一発が飛び出します。無死走者なしからレフトスタンドへ運ぶ先制ソロホームランで、ソフトバンクが1点をリードしました 。13試合ぶりの一発で、試合の均衡が破られました 。  

エースの意地!伊藤大海、圧巻の9回1失点

先制を許したものの、日本ハムのエース・伊藤大海投手はここから粘りのピッチングを見せます。強力ソフトバンク打線に追加点を許さず、スコアを1-0のまま試合を進めていきました。終わってみれば、9回を投げ抜き、許した安打はわずか5本、1失点のみ。130球の熱投で9つの三振を奪い、四死球はゼロという圧巻の内容でした 。このエースの力投が、後の劇的な逆転劇への流れを確実に引き寄せました。伊藤投手が試合を作り続けたからこそ、打線は反撃のチャンスを窺うことができたのです。  

起死回生!代打・吉田賢吾が同点タイムリー!

伊藤投手の好投に応えたい打線は7回表、ついに反撃の狼煙を上げます。一死一、二塁のチャンスで、代打として打席に送られたのは吉田賢吾選手 。この起用が見事に的中します!吉田選手は期待に応え、レフトへ値千金の同点タイムリーツーベースヒットを放ちました! スコアは1対1となり、試合は完全に振り出しに戻ります。6イニングもの間、相手投手に抑え込まれていた中で、このプレッシャーのかかる場面での代打成功は、チームに大きな勇気と勢いをもたらしました。ベンチの采配と、それに応えた吉田選手の勝負強さが光った瞬間でした。  

延長突入!均衡を破ったヒーローの一撃!

9回まで1対1のまま試合は進み、勝負は延長戦へ。迎えた延長10回表、先頭打者として打席に入ったのは9番・水野達稀選手でした 。球場の誰もが固唾を飲んで見守る中、水野選手が振り抜いた打球はライトスタンドへ一直線! 均衡を破る、勝ち越しの第2号ソロホームランとなりました! 延長戦の先頭打者ホームランは、相手チームに重くのしかかる一撃です。土壇場で飛び出したこの一発で、日本ハムが2対1とリードを奪いました。9番打者による劇的な決勝打は、ファイターズ打線の層の厚さと、誰からでもチャンスを作れる勝負強さを示すものでした。  

守護神・田中正義が締める!

リードを奪ったその裏、10回裏のマウンドには守護神・田中正義投手が上がりました 。1点のリードを守り切るべく、落ち着いたピッチングでソフトバンク打線を抑え込み、見事に試合を締めくくりました。これで田中投手は今季5セーブ目を記録 。延長戦でのリードを確実に守り切るクローザーの存在は、接戦をものにする上で不可欠であり、チームに大きな安定感をもたらします。  

今日のヒーロー:水野達稀選手!

この試合のヒーローは、もちろん延長10回に劇的な決勝ホームランを放った水野達稀選手です! 1対1の緊迫した場面で、試合を決める一発を放ち、チームを勝利に導きました 。まさに値千金、最高の仕事でした!  

新庄監督の試合後コメントについて

試合展開について:

「あ~っ楽しかった(笑い)」
「よう打ったね。放り込めって(ベンチで)言っていたのよ」と決勝ホームランの水野選手を絶賛しました。

一方、7回1死二、三塁のチャンスで伏見寅威選手がスクイズを失敗した場面については、「決めるとこは決めないと。1球外した後ってもう1球こないから。そんなに難しい球ではなかった。決めてもらわないとスタメンで出続けられなくなるから」と厳しい言葉で指摘しました。  

まとめ:粘り勝ち!チーム一丸で掴んだ大きな勝利!

先制を許すも、エース伊藤投手の9回1失点の快投で試合を作り、7回に代打・吉田選手の同点打、そして延長10回に水野選手の決勝ホームランと、まさにチーム全員で掴み取った勝利でした。最後は守護神・田中投手がきっちり締める、理想的な勝ちパターン。最終スコア2対1 という接戦を、敵地での延長戦で制したことは、チームにとって大きな自信となるでしょう。この粘り強さと勝負強さを武器に、ファイターズの今後の戦いにますます期待が高まります!   レポートに使用されているソース

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