2025年春のフジテレビ月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』が、ついに本日スタートします!坂口憲二さんが難病を克服し、11年ぶりのドラマ復帰を果たす注目作。この記事では、キャストや見どころ、坂口さんの感動エピソードをたっぷりご紹介します。
小泉今日子&中井貴一が再共演!鎌倉を舞台にした大人の青春ドラマ
小泉今日子さん演じる吉野千明と、中井貴一さん演じる長倉和平。あの軽妙で心温まる掛け合いが、再び鎌倉の美しい景色の中で繰り広げられます。さらに嬉しいことに、坂口憲二さん、内田有紀さん、飯島直子さんといった、おなじみの豪華キャストが再集結します。
11年の時を経て始まる新シーズンでは、登場人物たちも歳を重ねています。千明(小泉今日子)は還暦間近の59歳、和平(中井貴一)は定年を過ぎた63歳となり、「価値観のアップデート」や「生老病死」という人生の局面を前に、戸惑いながらも前を向く大人たちの姿を描き出します。
坂口憲二が難病から復帰!感動の背景と今作への思い
今回の大きな注目点のひとつが、長倉家の次男・真平を演じる坂口憲二さんの復帰です。2018年4月、坂口さんは国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死症」の治療に専念するため、無期限で芸能活動を休止しました。
この病気は、太ももの付け根にある大腿骨頭への血流が悪くなり、骨組織が壊死してしまう原因不明の疾患です。「自分の力をセーブしながら仕事を続けるのも困難」と考えた末の苦渋の選択でした。
しかし、坂口さんは決して諦めませんでした。「子どもたちのためにも」という強い思いを胸に、厳しいリハビリテーションに励み、着実に回復。療養期間中には新たな情熱も見出し、2019年にコーヒー焙煎士として自身のブランド「The Rising Sun Coffee」を立ち上げ、事業としても成功を収めました。
そして、CM出演などを経て徐々に俳優活動を再開し、今回の『続・続・最後から二番目の恋』で、本格的な連続ドラマレギュラー復帰を果たします。坂口さん自身もこの復帰について「久しぶりに実家に帰って来たような思い」と語っており、キャストにとっても視聴者にとっても、待望の「ホーム」への帰還となっています。
実生活と重なる長倉真平の物語に注目
興味深いことに、坂口さんが演じる長倉真平も「深刻な病を抱えている」という設定です。坂口さん自身が難病と闘い、それを乗り越えてきた経験は、病と向き合う真平の描写に、他の誰にも表現できない深みとリアリティを与えることでしょう。
「病気を抱えながらも結婚して、幸せに過ごしている真平の今にもご期待ください!」という坂口さんのコメントからも、彼がこの役に真摯に向き合っていることが伝わってきます。
坂口憲二と“世界の荒鷲”坂口征二の父子物語
坂口さんの父は、”世界の荒鷲”の異名を持つ伝説的なプロレスラー、坂口征二さん。興味深いことに、父・征二さんもまた、13年のブランクを経てリングへの復帰を果たした経験があります。時を経て、今度は息子の憲二さんが、病という困難を乗り越えて俳優業に復帰。この父子の物語には、時間を超えた強い絆と、逆境に立ち向かう精神の共鳴が見られます。
坂口さんは「世界の荒鷲」の息子として、リング上の闘いとは異なる形で、病という自身の試練に立ち向かい、見事に乗り越えました。それは、肉体的な強さだけでなく、困難に耐え、希望を失わずに前進し続ける、内なる強さの証です。
放送は本日21時!感動の初回をお見逃しなく
坂口憲二さんの『続・続・最後から二番目の恋』への帰還は、ドラマファンにとってはもちろん、彼自身にとっても、そして困難に立ち向かう多くの人々にとっても、大きな意味を持つ出来事です。
いよいよ本日4月14日、夜9時から放送開始(初回15分拡大)。11年ぶりに帰ってきた愛すべき登場人物たちの物語を楽しみながら、特に、病を乗り越え、深みを増した坂口憲二さんの演技に注目してみてはいかがでしょうか。彼の演じる長倉真平が、そして彼自身が、私たちに多くの勇気と感動を与えてくれることでしょう。
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