久保建英、スタンディングオベーションで称賛! レアル・ソシエダ、バジャドリー戦で貴重な勝利

サッカー 久保建英

2025年3月29日、レアル・ソシエダはホームのレアレ・アレーナでラ・リーガ最下位のバジャドリーを迎え撃ち、2-1で勝利を収めた。この試合は、公式戦6試合、リーグ戦3試合勝利から遠ざかっていたソシエダにとって、復調への大きな一歩となった。

苦しみながら掴んだ勝利

試合は前半23分、左サイドを突破したパブロ・マリンのクロスにミケル・オヤルサバルが左足で合わせ、ゴール右隅に突き刺したことでソシエダが先制。後半68分には、セルヒオ・ゴメスのフリーキックがそのままゴールネットを揺らし、2-0とリードを広げた。バジャドリーも粘りを見せ、90+3分にフアンミ・ラタサがヘディングシュートで1点を返したが、反撃もここまで。ソシエダはリーグ戦4試合ぶり、公式戦では7試合ぶりの白星を手にした。

久保建英のプレー、日本とスペインの視点の違い

日本代表戦(バーレーン戦・サウジアラビア戦)を終え、中3日での強行出場となった久保建英は、この試合で約80分間プレー。得点やアシストといった目に見える結果こそなかったものの、そのプレーは現地ファンから大きな支持を受けた。

試合終了後、スタジアムにはスタンディングオベーションが巻き起こり、久保の貢献度の高さが証明された。日本のメディアは、「キレのあるドリブルと創造性あふれるプレーでチームの攻撃を牽引」と評し、「代表帰りとは思えないコンディションの良さ」と強調。一方、スペインのメディアはより具体的なプレー内容に注目した。

La Vanguardiaは、「テイク・クボが試合のMVPに選出された」と報じ、攻撃の起点となる動きや相手のファウルを誘うプレーを高く評価。ASは、後半開始直後から最もアグレッシブにプレーしていたことを指摘し、「信じられないテクニック」と称されたバックヒールパスにも言及した。Mundo Deportivoも、彼のプレーを「トップパフォーマーの一人」として取り上げた。

久保建英の国際的評価の高まり

今回の試合で、久保建英はゴールやアシストという数字には現れない形でチームを支え、スタジアムの観客から大きな拍手を受けた。日西両国のメディアが彼をMVPに値すると評価している事実は、彼の試合における影響力を物語っている。

スペインの舞台で久保は着実に成長し、そのプレーは日本だけでなく現地のファンやメディアからも高く評価されている。これからの試合で彼がどのように進化していくのか、ますます注目が集まりそうだ。

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